夏が終わってカーエアコンを暖房に切り替える季節になったら、ちょっと匂いがしたので、エアコンフィルターの交換を行うと共に、消臭抗菌剤の「わさびd’air(わさびデェール)」を入れてみました。
使用した製品
交換方法
エアコンフィルターの交換のやり方はYouTube等にも紹介がありますが、実際びっくりするほど簡単でした。デンソーのサイトにも交換方法が載っていて、たぶんこのページより分かり易いですw
グローブボックスを開けた時に、左側に見えるダンパーを外します。下側の接続部分を横にずらすと外れるようになっています。
グローブボックスには、開ききらないためのストッパーが左右に出ています。
ストッパーは、こんな感じのものです。グローブボックス自体がペコペコの材質なので、両側にあるこのストッパーの近くを内側に押してやると簡単に外れます。
そうすると、このように根元の支点だけで支えられたグローブボックスがだらんと下がります。左側に先に外したダンパーが見えますね。
外したグローブボックスの奥はこんな感じ。真ん中の横長の蓋がフィルターのカバーです。左側のツメをずらして蓋を外します。
蓋を外したところ。「↑UP」と書いてあるので戻す時に向きを間違えないようにしましょう。中に入れるフィルターにも向きがあるので、これも合わせます。
フィルターの比較ですが、右が半年使った物です。素材の色自体が違いますが、そこそこくすんでいます。
フィルターの推奨交換時期は1年使用後ですが、今回は早めに交換してみました。
古いフィルターの中を開いて覗いてみると、ゴミやら虫の死骸などが結構ありました。
わさびデェールは、合成したわさびの抗菌成分をエアコン内に拡散させ、発生した微生物の働きを抑えるものだそうです。
袋を開けると、ツーンとしたあのわさびの匂いが脳天に響きます。かなりキツい匂いです。
こんな感じでフィルターの裏からストッパーで押さえます。ちょっとしわが寄ってしまいましたが、意外とストッパーが固く、付け直すために外すとフィルターが破れる可能性があったので、このままとしました。
裏から見るとこんな感じ。
わさびデェールを付けたフィルターを戻して、外した時と逆の手順でグローブボックスを取り付けます。ダンパーが奥に引っ込んでいる場合があるので、その時は引っ張って伸ばして付けましょう。
フィルターを入れ替えるだけなら1分もかからない超簡単作業でした。
どちらの製品にも期限を示すシールが付属しています。グローブボックス内が起毛仕上げのためシールは貼らずにおきましたが、Amazonの購入履歴でいつ買ったか分かるので問題ありません。
効果
さて、わさびデェールは騙される覚悟を持っての購入でしたが、見事にエアコンの匂いが無くなりました。また使用していても車内でわさびの匂いは全然しません。これは優れものですね。もっと前の車から使えば良かったです。いっそ家のエアコンにも付けたいと思いましたよ。
最悪はエバポレータの洗浄も考えていたのですが、そこまでする必要が生じませんでした。季節が変わってまたクーラーを使う時が来た時にも匂いがしないか、確認したいと思います。