ファウンデーション 第2シーズン 前半【ネタバレ感想】

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Apple TVで配信している『ファウンデーション』のシーズン2のネタバレ感想です。本作は第1シーズン第1話だけはスケール感も良かったのですが、以後の話では急速に縮こまって、各シーンに登場するエキストラの数が激減し、なんだこのスケールの小さい予算の無さはという感じでシラケてしまったのですが。懲りずに第2シーズンが始まったので見始めました。もう大作となることは諦めてアイディアとエッセンスだけをもらって映像だけは綺麗なB級作品と割り切っているようにも思えます。

もっとも視聴している自分としても原作を読んだのは人生でももう四半世紀以上前で、すっかり内容を忘れているので、そこ違うだろと突っ込むほどの記憶がそのものが無く、ちょうど良いのかもしれません。

第1話 プライム・レイディアント

白黒映像でセルダンの精神世界の中での葛藤だがなんだかのシーンで始まります。何かを暗示しているのかと思いますが今は分からないですね。

で、遺伝上の親子であるガールとサルヴァーの出逢い。この関係性も話をややこしくさせてますが、後でどこかでそうなっている意味が出てくるのでしょうか。

ガールのモノクロームで、ファウンデーションが拡大し、帝国は縮小していたと語られます。うーん、小説なら登場人物の語りだけで十分かもですが、映像作品なら何らか映像的に表現して欲しいところです。

さらに皇帝であるデイとデマーゼルの情事とか。そこに刺客もやって来て返り討ちにはしますが、そもそもクローンとアンドロイドの性行為だったりした訳で、これいるかなという印象。奇抜な設定やシーンを並べて現皇帝のデイの異質さを表現したいようです。

またセルダンの独り芝居のシーン。今度は色つきです。周りの風景からすると、あの変な多角形のおもちゃのようなプライム・レイディアントの中に閉じ込められているかのようなイメージでしょうか。かつての伴侶らしいヤナと再会します。

一方のターミナスでは、ヴォールトが反応し出していました。138年ぶりだとか。しかし相変わらずファウンデーションの中心なのにショボい住居群。

セルダンと出会っていたのは、実はヤナでは無く、これもかつての知人でしょうか数学者のカーレーと分かります。そこがやはりプライム・レイディアントの中である事が語られ、その外界では実際にそれを持つガールが、セルダンの意識データをここに閉じ込めたとサルヴァーに説明しています。

暗殺から逃れて一命を取り留めたデイ。もし死んだとしても皇帝としては予備のクローンに入れ替えれば良いだけなのですが、今のデイは個としての自分が死ぬ事を恐れているようです。そして後で出てきますが、クローンによる皇帝の世襲ではなく結婚して子供を作ろうとしているようです。

第1シーズンの後半では、3人の世代別クローンでの中で若者であるドーンが異質な行動をとって最終的に消去されていましたが、今シーズンでは現皇帝として君臨する壮齢なデイが異質な行動を取っているようです。この辺りが本作の基本プロットですかね。

帝国の力が凄そうと映像的に感じられるのは、惑星の回りに三重の人工のリングを備えた首都のトランターが描写される時くらいかもしれません。

ふと考えてみるとリングワールドは惑星でなく恒星の周りに構築するものなので、惑星の周りのリングの価値は少し微妙です。確かに後で単なる威嚇じゃねとバカにされてますね。制作スタッフの自虐かもw

そんなトランターにデイが結婚しようという相手の女王様のセレスがやって来ます。とっても気が強そうです。

海上に取り残されていたガールとサルヴァーは脱出のために海に沈んだ宇宙船を再起動しようとします。嵐が来そうだからとか急いでいますが、後で嵐の中のシーンをやりたいだけですね。

海中でサルヴァーの息が続かなくなってガールが口移しで空気を与えますが、このシーンも必要なの?って、いかにもそっち方面に配慮したシーンです。さすが意識高い系のAppleTV。

デイ達と女王との顔合わせの最中に割り込むデマーゼル。ここ最初に視た時はよく分からなかったのですが、どうやら彼らがターミナスつまりファウンデーションが滅んでいたと誤解していたらしいことに気づくシーンのようです。

ファウンデーションが銀河の外縁部の星系をまとめて帝国に反抗しようとしていると言われますが、あの古い戦艦は別として、わずかな人数しかいなさそうな反乱軍にそれだけの勢力がありそうには、これっぽっちも見えないのが哀しいです。

カーレーと語り合っているセルダン。カーレーの正体を図りかねています。どうやら彼女はセルダン、ヤナ、カーレー達が作り出したプライム・レイディアント自身のようです。AIの自立みたいな感じですかね。そしてそのAIはセルダンにウーナズ・ワールドに行くよう示唆するのでした。

嵐の中で再起動しても飛び立てない宇宙船の中で、サルヴァーはセルダンを呼び出して対処させる事を主張。ガールは反対しますが、結局セルダンは先ほどの結果として自力で脱出して実体化してしまい、次回に続くです。

ネコナブキ
ネコナブキ

第二シーズンの初回として、若干の説明的な場面もありましたが悪くないかなと思われましたよ。

第2話 暗黒の片鱗

レイディアントに閉じ込められていた時も意識があって苦しんでいたんだぞとガールに噛みつくセルダン。まぁあなたはデータなんですけど。

セルダンの口から第2ファウンデーションの存在が語られます。確か原作では裏からファウンデーションにも知られずに状況をコントロールしていた裏組織ですね。原作での核心でもある気がしますが、あっさりと登場してしまいました。

ここからしばらく嵐からの脱出シーン。宇宙船の故障を直すのには船外活動が必要というのはSF映画あるあるのシーンですが、力を入れて欲しいのはこういうシーンでは無いのだよなと思ったり。

宇宙船が無事に飛び立つ事に成功すると、突然、どこかの惑星の荒野で異形の生物にのって進む赤い服のちょっと丸顔な女性のシーンへ。胸のペンダントはヴォールトをイメージしたもののようです。

さらに酔っ払って寝ているダメダメそうな司祭長が出てきます。銀河霊とか言っていて、ファウンデーションは宗教的な立ち位置で外縁部星系をまとめているのでしょうか。殺された司祭の描写など宗教の伝道時には当然迫害も付きものだみたいな表現です。

トランターでは、いつものようにお腹の前に手を重ねて置いて歩くデマーゼル。竹林があったりしてちょっとアジアンな雰囲気の通路です。彼女がデイの元に着くと、デイはデマーゼルにクレオン帝国の前に2000年続いたという王朝の女帝の絵について説明します。

デイはドーンやダスク等のクローンのブラザーへの調査が終わっても、まだ彼らが暗殺に関係しているかもという疑いを捨てきれません。そう報告した横に立つデマーゼルが最も怪しそうなのは言うまでもないですが。

デマーゼルの推薦で、ファウンデーションとの交戦にはベル・リオーズという将軍を当てる事になります。デイがその場から去った後、独りで先ほどの女帝の絵を見上げるデマーゼルは、さらに怪しさいっぱいで何かを暗示しているようです。

ガールとサルヴァーとセルダンの3人が船の中で議論しながら、第2ファウンデーションの意義を語り出しますが、位置づけとしては先ほど述べた原作と同じようです。でいきなりガールが未来予知をするのですが、それは150年くらい先だと言います。

場面は変わって、会食する3人のクローン達と女王セレス。彼女はクローンに興味があるようで、子供が出来たら若いドーンは次の皇帝になれないと煽ります。予備のクローン体を見たいとまでいう女王に、デイは余裕を見せるかのように、その場所『起源の間』を案内するのでした。

デマーゼルにガンを飛ばしながらすれ違う女王。また一緒に食卓にいた側近のルーはドーンとダスクに声をかけ、同じようにデマーゼルを一瞥してを二人を連れ出します。ここはやっぱり帝国おけるデマーゼルの存在に絡む伏線ですかね。

女王は起源の間で、第1シーズンで語られたクローンの遺伝子が既に汚染されている事にも触れながら、子を望むデイの意図を理解していると主張するのでした。

最初の方で出てきた赤い服の修道士が、何か人が集まる場所で何かイベントをしようとして住民から反発されますが、酔っ払いの司祭長が空から降りて来て、ちょっとした超能力を見せたりします。

ここではたぶんわざと稚拙な演出がなされていて、ファウンデーションが如何に怪しい宗教の体裁を取っているかを表現させているようです。集まっている集団が西部劇の時代のような風貌なのも、その表現に繋げる意図でしょうか。布一枚の衣服とかもっと未開の住民感は出せそうな気もするので。

俺はセルダンに138年前に会ったことがある生き証人だと主張する司祭長。第1シーズンの時にいた子供達のうちの一人なのかもしれません。しかし演説の途中で、ターミナスからの緊急通信を受けて空に帰る二人。未開の星での説教から最新の宇宙船の操縦席へとギャップを表現した演出が続きます。

場はセルダン達の方へ、ガールは瞑想して予知した世界へトリップします。そこでは戦闘中で、まさにガールが最後の一人として敵に殺されようとしているシーン。敵の口からは『メンタリック』『第2ファウンデーション』『銀河帝国時代からやってきたのか?』『ホバー・マロウ』等のキーワードが語られたところでサルヴァーに現世に引き戻されます。

敵の名はミュールでしたが、彼は原作に出てくる人物で、滅び行く帝国に対抗する勢力となった頃のファウンデーションを征服したミュータントです。その後で第2ファウンデーションにやられてしまうのですが。どうやら未来を視てきたガールの説明によると同じような位置づけの登場人物として語られているようです。

これによりセルダンは現在のタイムラインでも第2ファウンデーションが存在している事を確信し、未来の記憶を得たガールはその位置を『イグニス』と答え、宇宙船はそこに進路を取ります。

さてターミナスでは、ヴォールトが開きそうな件で会議が行われますが、戻った司祭長はヴォールトの中のセルダンと会う事を拒否され、筋肉質な体型でちょっとパワハラ系にも見える番人が対応することに決定されます。

この後で丸顔の赤い服の修道士のコンスタントの親が、どちらも男性であるような描写があるのですが、これも必要なのかなどうかなと。別にシングルファザーだって良い訳で。

で、ついに番人が代表として38年ぶりに開くヴォールトに向かってセルダンを呼び出し、俺がみんなを導くリーダーだぜみたいに主張して中に入ろうとしますが、『ホバー・マロウを償還しろ』と叫ばされたら、いきなり燃やされて殺されてしまいます。

ヴォールトの外壁にもホバー・マロウという文字が表示されるのですが、社会心理学って個人を特定しないのでは?とか、邪魔な出しゃばり野郎に対してお前じゃ無いよと言うようにいきなり殺すのはどういう演出なのかな?と少し違和感を感じました。

最後にガールは、未来で自分がミュールに殺されそうになっていた時に、実はサルヴァーの亡骸が後ろにあったのよと彼女に伝えて、次回に続くです。でも150年先とか言っているのに二人とも今のままの見た目のままでしたよ。また冷凍睡眠?

ネコナブキ
ネコナブキ

まだ序盤なので、謎を深めて行くという進め方でしょうか。原作との関連は匂わせつつ、結局は身近な人達だけの抗争に終わりそうな嫌な予感がします。

第3話 王と平民

第2ファウンデーションと思われる惑星にやって来たガールとサルヴァー。不安定な船を操縦するのにセルダンが引き受けますが、実体ではないのでコンピュータの中で処理しているというイメージでしょうか。

前回でガールが言っていたイグニスかと思ったら、セルダンはここはウーナズ・ワールドと言います。これは第1話でレイディアントの中のカーレーから伝えられた場所ですね。

自力で船の外には行けないのでレイディアントとして持って行けと主張するセルダン。ガールは拒否しますが、このままではどうにもならんとサルヴァーに説得されて渋々レイディアントを持って砂漠を歩きます。

ターミナスでは、ヴォールトがメッセージとして出したホバー・マロウを連れてくるかで議論が紛糾していました。心理歴史学がなぜ個人名をとか、ここでもセルフツッコミが働いていますね。

セルダンが正しい、セルダンを信じるとか言っている人がいると確かに宗教なのかもという感じはしてきますが、結局はホバー・マロウを探しに司祭とコンスタントは宇宙船で再度旅立ちます。

一方、砂漠を歩き続けるガールとセルダン。ガールは杖を突きながらヘトヘトで、セルダンは全く疲れを見せず、よく見ると砂に足跡も残っていないので、実体ではないからという考察がちゃんとされているようです。

さて場面は新たな場所へ。流刑地で懲役として塩田でも整備させられているような。そこにやってくるデマーゼル。前回にデイとの会話で出てきたベル・リオーズを呼びに来たようです。

デマーゼルは、ここでベル・リオーズを従わせるための交換条件として彼の夫の名前を出すのですが、また男同士とか、ちょっともう勘弁してというくらいしつこい設定ですね。そこに違和感を感じるなというのが作り手に影響を与えている方々の主張なのでしょうが。

また戻ってガールとセルダンは、砂地から洞窟に入っって行きます。おかしな扉があり、セルダンは呼ばれている気がすると言います。そして扉を開けると奥から出てきたのは、セルダンに行き先を示唆したカーレーでした。セルダンの意識データは、カーレーに持ち去られ、扉が閉まってガールは船に戻るしかなくなります。

ちょっと気になったのは、ガールがカーレーを数世紀前の人物とか言っているのは、セルダンと同時期の人ではないってことなんですかね。どういう役割?実はこの人も原作にいたのかな。

そしてここからはホバー・マロウの登場となるのですが、なんか茶番です。彼は詐欺師だという感じをあらためて説明しておきたかったのかな。ここで気になったところと言えば詐欺をしようとした相手に従う兵士にやけに女性が目立ったかなというところでしょうか。ここまでしつこかったので、軍隊でも男女差は無いですよと表現の一つなのかなと思ってしまいます。

ベル・リオーズは皇帝の3人と相対し、最終的にはデイと口論をした後で彼の夫と再会できたので、命令を受け入れ、シャワーを浴びて髭を剃ってさっぱりしたおじさんになります。

で、詐欺をはたらいたホバー・マロウの方はいきなり処刑されそうになっていましたが、ギリギリ逃げ出す事に成功します。この時のトリックが先の茶番に繋がっているのですが、あまりにご都合主義な流れで、ホントに脚本考えたのかと問いたいくらい情けない感じです。とにかく彼はターミナスに連れて行かれる事になるのでした。

ベル・リオーズはかつての艦隊に戻ってきたという感じですが、広いブリッジで全乗員に敬礼で迎えられ、上官として慕われていた人物という表現がなされています。感情を抑制してそうな士官との会話や手を裏返しての挨拶とか、ちょっとオマージュかなと思えて良いですね。やはりスペースオペラ好きとしては宇宙艦のブリッジのシーンはイイですよw

ガールとサルヴァーが巨大な蟹みたいな採掘ロボ?に追いかけられるのはストーリー上の必要性が感じられず完全に蛇足です。で、生身の肉体を得て倒れているセルダンを見つけて救出して次回に続くと。

ネコナブキ
ネコナブキ

新たなキーマン達の登場という回でした。セルダンを生きている人間にした意味が後で出てくるのですかね。

第4話 星がまばらに散る所

ファウンデーションの側ではホバー・マロウがターミナスに連れて来られました。

帝国の側では、王女がドーンと会話しながら自分の家族が亡くなった事故はデイの差し金でないかと問います。敵対的な態度はそういう裏があってという説明は付きましたが、銀河帝国皇帝のレベルでその手の安っぽい策略する?というような展開に落として、またまたスケール感がかなりの勢いで縮退してます。

さらにダスクと側近のルーも何故か全裸の男女がいちゃついている庭で歩きながら会話してますが、ここでもクドいくらいに同性同士のカップルも表現することを忘れていません。ルーにも黒い思惑があるようなんですが、やはり銀河帝国の興亡とはスケール感が違いすぎて目眩がします。

さて、ベル・リオーズは辺境にやって来ますが、ここでも艦隊の将軍と副官が二人だけで乗り込むというあり得ない低コスト演出。私が好きなSF作品の出しゃばり艦長より酷いです。そもそも今回は軍隊の形式でしょ。しかもトランターからは多数の艦が出発したかのような表現だったのがわずか1隻になっているし。

現地人といきなり格闘とか、アメリカ物の映像作品はこういうシーンを必ず入れてきますよね。文化なんですかね。副官の台詞ではありませんが技術背景の差から幾らでも穏便に解決出来そうなのに。

ターミナスでは、ホバー・マロウがヴォールトに吸い込まれ、結局は修道士のコンスタントと司祭長、理事が中に入りセルダンに会います。セルダンは帝国との戦争を避ける手伝いをしろと言うのですが、相手がセルダンだからと簡単に従うなんて本当に宗教のようではあります。

ベル・リオーズは現地スパイに接触します。あぁ、ここは最初に司祭長達が超能力イベントをしていた星だったんですね。それでやっとファウンデーションが辺境で活動していたこと裏付けを取ると。いやいやあなたたち帝国の諜報ネットワークは原始的でボロすぎじゃねとしか思えないです。

さらにファウンデーションの方が技術が進んでいるかのような表現があるのですが、ターミナスの風景からはちっともそんな事が感じられません。ブラックパンサーのワガンダみたいになっているならともかく。

セルダンの意識データをさや当てに進化型AIは数百年規制されているとか。そうですか。そこは台詞で一言で片付けるのでなくて、そういう演出をしておきましょうよ。帝国の衰退も表現できるでしょうし。

潜入した二人の帰還方法は、人間の打ち上げというまぁ面白い方法でした。しかしその装置は先に送り込まなければいけないと。この仕組み単独では有りかなと思いますが、他の科学技術とのギャップがありすぎてバランスが悪いですね。銃も最初はカチャカチャ伸びていたのに収納しないままでしたしw

セルダンからは、トランターに行って皇帝と話して来いとの指示。ここまでの背景設定が薄すぎるので解決策も唐突です。もちろんホバー・マロウだけは密命を帯びました。

で王女達はついに皇帝の周りにいた一人の兵士を協力者として得たようです。

最後にホバー・マロウが密命のために独りで旅立ちますが、その前にコンスタントとの唐突なロマンスが入ります。もう全体的に安すぎる…

ネコナブキ
ネコナブキ

今回ガール達のシーンはありませんでしたね。しかしちょっとこれは見続けるモチベーションが怪しくなってきました。本当にB級路線を狙っているのかもしれないです。

第5話 晴眼者達のもくろみ

晴眼者って何?と思ってググったら、視覚障害者が無い人のことを言うそうです。原題は“The Sighted and Seen”なのですが、晴眼者なんて一般的に使わない言葉を使うなんて逆にセンスが無いですよ。

セルダンがレイチに刺されて殺されるシーンの回想を繋げ、既に死んだはずのレイチと会話するというセルダンの悪夢みたいなシーンから始まります。彼自身が苦悩を抱えているという描写でしょうか。

3人は今度こそイグニスに向かいますが、帝国が支配を放棄してから1000年とか、また無駄にタイムスケールが長いです。ひょっとして時間の単位が違うのではと感じるくらい。で、定番のように不時着して惑星表面に降り立ち、サルヴァーが偵察に出かけます。

帝国側では、デマーゼルに対してマザコン的な言動をするデイがセレスを寝室に迎えます。ここで第1話の襲撃で出来た壁の傷の直し方がパテで埋めたように中途半端で、それで暗殺事件が確かにここであった事を彼女が知るのですが、いやいや仮にも銀河帝国皇帝の寝室の壁を直すのに、そんな手抜き工事かよっていう。現代でももっとまともに直しますよねぇw

ベッドの上でのデイのあえての下手くそな行為の進め方の演出が笑えるくらいなのですが、結局はやる事できずに口論になってセレスが出て行くと、奥に隠れていたママのデマーゼルがやって来るという。皇帝の表と裏のギャップを描きたいにしても酷すぎないですか。

その後は、30年前のダスク(当時はデイ)とルーの出逢いの回想シーン。その映像ををベッドで見ている今の歳喰ってもいちゃつく二人という流れですが、立体映像くらいできんのかとツッコミを入れつつ、ここでは記憶を操作されることがあるというストーリー上の設定を説明しているようです。

イグニスではサルヴァーがあっさりと、かつての彼氏のヒューゴの偽者に欺されます。そして白い服の集団に船に進入されて3人は掴まると。

帝国では皇帝の記憶を管理しているメモリウムには専任の”Keeper”がいるようです。で、女王側についたスパイの兵士が、Keeperに嘘の命令を伝えて暗殺事件の記録データのコピーをとっても簡単に入手。その裏ではダスクとデマーゼルの会話から、皇帝の記憶はいじれるけどデマーゼルの記憶は変更不可で「正」であるという説明が入ります。

女王達は盗み出した記憶を再生して、第一話で頭半分になったデマーゼルを視て彼女がロボットだと知ります。しかしロボットは数千年前に消えたって言うのですが、原作当時の設定がどうだったかは忘れましたが、現代においては正直どんな世界として説明を付けるのでしょう。

記憶操作への懸念が拭えないダスクとドーンは、初代皇帝のデータを呼び出して会話します。しかし全く役に立ちません。でもクローンに対して初代が何か仕組んでいるのかなというのを匂わせましたかね。その後に調べて分かる初代の記憶の記録量だけ極端に大きいというのは、後の何に繋がるのでしょうか。

セルダン、ガール、サルヴァーの3人は目を覚ました後で、これまた怪しい宗教的な集団との会話をしますが、ここでやっと先に出ていたキーワードである「メンタリック」とか出てきます。テレパスに近いような何らかのギフテッドですかね。ガールとサルヴァーにはあるようです。

ここはそういう集団の集まりで、詳細はまた明日に話すとして3人を下がらせますが、最後に代表のおばちゃんは仲間と「第2ファウンデーションは作らせない」とか言って次回へ続くです。

ネコナブキ
ネコナブキ

重要な設定は口頭説明だし、演出は安っぽいわで、ドラマとしてはかなり厳しいです。第二ファウンデーションの立ち位置は原作と大きく変わってくるのでしょうか。