お風呂も快適 防水TV UN-15CN10【レビュー】

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お風呂にいる時間の快適度を上げたいと考えて、パナソニックの防水テレビ プライベート・ビエラ(UN-15CN10)を使っています。テレビもYouTubeもお風呂に浸かりながらとても快適に視聴することが出来ます。

プライベート・ビエラ(UN-15CN10)

購入理由

最初は風呂に浸かりながら音楽を聴きたいと考えていたのですが、音が響いて外に漏れるのもあれですし、防水のBluetoothイヤホンを使ったりしても音も悪く、操作も水で誤反応したりが面倒で今ひとつでした。なおスマホは過去に水没させてお亡くなりになった嫌な経験があるので、最近の製品は防水であっても風呂に持ち込むことは避けています。

次に試したのは安物の防水中華スマホ+防水Bluetoothスピーカーでしたが、残念ながら2ヶ月位でスマホの起動ボタンが動かなくなってしまいました。ただこの時に動画やWebを見るのもありだなと思い当たりました。本当はより画面の大きいタブレットがあれば良かったのですが、防水のタブレットはほとんど無くなってしまいましたね。

そしてついに悩んでいたお風呂TVの導入となりました。少し値が張るのでTVだけではそんなに視る番組も無いのでもったいないと思っていたのですが、思ったよりもYouTubeも使えたので快適です。

外観

充電器に置いた本体
裏面

ディスプレイ部は382mm×253mm×39mmで15インチのTVそのものです。重さは1.5kgで軽いです。10インチとも悩みましたがどうせなら大きい方が良いと考えました。実際に体を伸ばして風呂に浸かりながらだと頭の位置はTVを置く壁から離れるので、この大きさで良かったです。設定で時刻と天気予報やカレンダーを表示させることが出来ます。スケジュールも入れられて表示できるという宣伝文句ですが、カレンダー上のマーク程度なのであまり実用的ではありません。裏面にあるスタンドは上から下まで180°回転します。吊り下げのハンドルにも自立させる時の支柱にもなったりします。右側上部にパッキンに覆われたコネクタ部がありますが、充電スタンドを使っているので基本使用していません。

チューナー部前
チューナー部後

チューナー部はとても小さく縦横は136mm×117mmでCDケース位です。高さも42mmで薄いのでリビングに置かれるような大型TVの下にも入ります。個人的には円盤を風呂で視たいというニーズがないですし、チューナー部が小さくて邪魔にならないので正解だと思います。録画用のHDDが繋がりますが、やはりニーズが無くそこは試していません。

裏側は、左からアンテナ部、HDMI出力、録画用USB、B-CASカード、ACアダプタ接続口です。HDMIが出力だけというのが使えないですね。入力があればFireTVとか外部機器を色々と繋げることが出来たのですが。

ディスプレイ部とチューナ部はWiFiで接続します。最初はこの2台だけの独自のネットワークになりますが、設定で自宅のネットワーク経由での接続とすることが出来ます。YouTubeや各種アプリはインターネットに繋がるWiFi経由にしないと使えません。

我が家ではアンテナ口のある壁とお風呂との距離があったので、直接接続では切れることがありましたし、自宅のメッシュWiFi(TP-Link Deco X20を2台で構成)も設置時に、さすがに風呂場や洗面所は考慮外と考えて電波状況がやや弱かったので、念のため洗面所にDecoのアダプタを一個かませて繋げています。

使い勝手

お風呂でやや小さいとは言えTV画面サイズで動画が視聴出来るのは超快適です。TVもYouTubeもそんなに近づいては視ないので画質的には十分ですね。radikoも普通に操作できて聴けます。ただブラウザは動きが遅かったりまともに表示されなかったりで、ほとんど使い物にならないので諦めた方が良いでしょう。

そのほかには、hulu、dTV、U-NEXT、DAZN、Paraviのアプリが入っているのですが、どれも入会していないので試せていません。すみません。

電源ボタンを押してから画面が出るまでは10秒位待つでしょうか。CSは接続が無いので分かりませんが、TVは地上波/BSともに特に問題は感じません。チャンネルを変えた時に普通のTVよりは若干待たされるくらいでしょうか。番組表も普通に使えます。ただしデータ放送はHDMI出力につないだ先の画面でしか使えないようです。

YouTubeは動画を選択したりはややもっさりですが視聴を始めてしまえば気になりません。検索も早送りも出来ます。リモコンは別売りですが離れた位置から操作できるのであった方が便利だと思います。防水のためボタンが若干固く、しっかり押す必要があるのは仕方が無いですね。

お風呂TVのリモコン(別売)

YouTubeには複数アカウントを設定できるので履歴なども各アカウントの他のデバイスと共有できますが、我が家の使い方としてはGoogle Homeに設定しているのと同じ家族全員での共有アカウントを一つ設定しています。家族に自分の視聴履歴とかあまり知られたくないのでw

ちなみに我が家はYouTube Premiumのファミリープラン(¥1780/月)に入っているので、視聴時にCMを視たことが無いです。家族全員で視る前提なら悪くないですよ。

5人で次々に使って2時間強くらいだと今のところは電池は十分に持ちます。たださすがに毎晩充電しておかないと翌日そのままは厳しいですね。充電台は別売りですが、これも必須です。毎回パッキンを開け閉めして充電プラグを差すのはやってられないと思います。これがあれば置くだけでOKです。たまに上手く刺さっていない罠もありますが。

充電台(別売)

お風呂に置く時は、風呂の上に板でも置くかS字フックなどで吊り下げるしか無いかと考えていたのですが、Amazonで偶然見つけた山崎実業のマグネットのタオルハンガーを使っています。

マグネットタオルハンガー(山崎実業)

これは全くの偶然でしょうが、この機種の幅にぴったりで以下のように上から刺すだけで壁から支えることができます。

我が家での固定方法

最初は上側を支えることを考えていましたが、そうすると下側が前に滑って落ちるので、下側を支えることに落ち着きました。風呂蓋をする時に小突いて前に倒れることはありますが、風呂の中に落ちたりはしないので許容範囲です。

我が家では、最初に入る人が洗面所の充電台から外して風呂に持って行き、最後に出る人がまた充電台に戻すという手順で使っています。時々風呂に入る順番が変わると充電台に戻し忘れて、翌日使えないとかがありますね。

子供達は、ボカロPの曲を流してお風呂カラオケ代わりにしたり、ゲーム実況とかを視ています。ヒーリングミュージックを聴きながらゆったり入浴もありかと思います。TVとしてはあまり風呂の時間に視たい番組も無いのでニュースを視るくらいですが、オリンピックの時には見逃しを避けるのに役立ちました。

お風呂以外ではキッチンでも朝の準備をしながらニュースを見る時にも使っています。リビングのTVは数メートル先なので手元で視られるのは便利です。ブラウザが使い物になればレシピの表示とかも便利なのですが、そこはいまいちなのでその用途にはGoogle Nest Hubを使っています。

充電中に洗面所に置いている時も時刻と天気予報を常時表示してくれているので便利です。ディスプレイの表面は水洗いができます。風呂で使っていると水滴のシミが結構付きますが、近くで見ない限りはそんなには気にならないですね。

今のところ半年以上使っていますが特に故障も無く毎日使えています。ただ念のため販売サイトの延長保証には入っておきました。

まとめ

お風呂にこれが無いと寂しいと感じるくらい毎日便利に使っています。TVはもちろんYouTubeやradikoも十分使えるのでお勧めです。建築時にLIXILの風呂ユニットのオプションでもありましたけどTVだけで25万円位はしましたからね。数万円でこれだけ使えれば十分です。お風呂以外でもWiFiが届けばどこにでも持ち運べるので自由度がとても高い製品です。これでHDMI入力さえあれば文句なしに最強なのですが。WiFi接続だと何か著作権的な制約でもあるのでしょうか。

パナソニックは機能をほとんど変えずに年単位で型番を変えて販売するので、最新型はここで紹介したのとは別モデルですが機能はBluetoothとABEMAアプリの追加くらいしかないので安くなった型落ちもお勧めです。

このページで紹介している旧型はこちらです。