宇宙探査艦オーヴィル 第1シーズン 第2話【ネタバレ感想】

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「今のスター・トレックで失われたものがここにある!」そう言いたくなってしまうSFコメディドラマがDisney+で配信されています。映像に被せて映す文字のフォントも完璧だし、描かれる全てのシーンで、元となるスター・トレックの名シーンが浮かぶような超オマージュな作りで最高です。

第2話 指揮能力 ”COMMAND PERFORMANCE”

艦長室にゴードンが入ってきます。しばらく休暇を取りたいと。なんとモクラン星人は卵生で、卵を産んだので温めるのだとか。軽いジョークが通じない状況は、カークとスポックやライカーとデータのような定番の関係性ですね。

とはいえ”Bad joke.”に続いての”Bad yolk(卵黄).”はかなり失礼な弄りだと思いますが、ちゃんと休暇を与えるのは理解のある上司というか、400年後の未来世界ですからね。

エドが飲む時のアルミカップは反射して見難いですが、ちゃんと艦隊のロゴ入りのカップのようです。ここでOPが入ります。宇宙はイイですねぇ。

ブリッジのシーン。輸送艦からクリルに襲撃されているという救難信号が入りました。現場に到着するとなんと、エドの両親が通信に出てきました。

元妻のケリーも参加してのじいさんばあさんの長い話の付き合いを切り上げて、迎えに行くことにします。艦長、副長が艦を離れ、次席士官のボーダスは休暇を取って卵を温め中。

なので残った中での最上位士官であるアララが艦長代理となってしまいました。今まで艦の指揮など一度もしたことが無く、アララは居心地悪そうに艦長席に腰掛けます。

エドとケリーは、シャトルの中で相変わらずの痴話げんか中。船内にはデュプリケータがあって食べ物が出せるようです。これ確か転送技術の応用だった気もするのですが。

輸送船に乗り込んでみると、やっぱり罠でした。エドとケリーはどこかに転送されてしまいます。ジャヤジャーンとSEが鳴ってブラックアウト。これもイイですね。いつもの事件が起こるパターンです。

二人が消えたのを知ってどうしたらよいか分からず慌てるアララ。ボーダスに助けを求めに行きますが、彼は自室で全裸で抱卵中でした。君が指揮官だと諭すゴードン。でもマジ顔でお尻の下に卵を抱えているのは笑いをこらえるのが辛いです。

仕方なくブリッジに戻って、残ったブイをトラクタービームで艦に引き入れて調べるよう指示します。アイザックがリスクを進言しますが強行してしまい、シャトルベイ近くで爆発!

ケーブルが垂れ下がり、上の階から人が落ちてと定番の表現がとても嬉しいです。シャトルベイに行ってチーフに”Kid(お嬢ちゃん)”呼ばわりされた後で、アララは医務室に行ってドクターに相談します。

艦医に艦長の解任権限があるのは同じで、アララは自らそれを求めますが、それを拒否するドクター。助言は出来ないが「オビ=ワン」になってあげると言います。でもアララには意味が通じませんでした。どうやら少なくともスター・ウォーズの映画がある今の世界線とは繋がっているようですw

アララは気を持ち直してエドとケリーを探すように指揮します。一方でその二人はかつての自分達の家に転送されているようです。後で分かりますが、そこはより技術水準の高いキャリボン人の動物園でした。

どうやら、より進んだ文明には転送技術があるという事が分かりました。また未来世界では現代の動物園も忌まわしき過去の蛮行という扱いのようです。

同じように捕まっている別の種族がいましたが、片やハリセンボン、もう一方はナマズがモチーフの顔となっているようです。そう言えばアララの顔も耳がひれのように見える魚顔ですよね。

アララは提督に、二人の救出は諦めて地球に帰還するように命令されます。でも当然クルーは反対で、その板挟み。でもついにはドクターやゴードンとの会話で二人を助けることを決断します。

こうしてきちんと若者の成長が描かれるのが、ただのパロディ作品では終わらない本作の良いところです。TNGでのウェスリーの扱い方のミスは反面教師にしないと。

この時に食堂のシーンがあるのはTNGからおなじみです。コックとしてニーリックスがいたVOY(『スター・トレック ヴォイジャー』)では特に多かった気もします。ちゃんと異星人のバーテンダーもいらっしゃいます。

そこからはアイザックがスポックやデータばりのアイディアとそれを実現する能力で、キャリボン人の動物園に侵入して囚われた二人を助け出します。キャリボン人は赤い顔ですが、なんとなくフェレンギっぽいです。

交換に使った「古い地球の文化的データ」は、私はそちら方面に興味が無いので知らないのですが、実在の大人気番組だそうです。『スター・ウォーズ』の件も含めてこういうネタが使えるのもコメディ作品だからこそですね。

さて瞑想をするかのように卵を温めていたボーダスの方は、…次回のお話に繋がります。

ネコナブキ
ネコナブキ

お嬢ちゃん呼ばわりしていたチーフにも認められたりと、若いアララの失敗と成長をきちんと描いているのは良いですね。細かい設定や技術考証の違いを探すのも楽しいです。