購入済み新刊漫画の紹介【2022年7月:34冊 】

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2022年7月に発売されて購入・読了した漫画の新刊(電子書籍)の一覧です。簡単なレビュー・感想を付けて紹介します。ebookjapanは金曜日だとポイント還元率が高いので、いつも週末にまとめて購入してます。

読んで面白かった今月のおすすめ漫画は以下の5冊です。

先月の新刊はこちらから

7/4 発売

異世界居酒屋「のぶ」(15)

漫画:ヴァージニア二等兵(キャラ原案:転)
原作:蝉川夏哉
出版:KADOKAWA 角川コミックス・エース
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まさかこの世界に他にも現代日本人が来ていたとは!という話の続きですが、さらに謎が深まってしまったような。でも懐かしの味を食べて涙してしまうというのは、それほど実体験は無いはずなのに心情的にはよく理解できて、こちらも涙が浮かんでしまいます。相変わらず普通の食事というものの魅力が伝わる作品ですね。

怪獣8号 (7)

漫画:松本直也
出版:集英社 ジャンプコミックス+
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強大な敵になすすべ無くというのはこの先の期待に繋がる展開なので十分面白いのですが、次から次へとこんな強い敵が現れて、でも実はこんな強い味方もいてとかなって来ると、ひたすらバトル描写が多くなって、他の漫画とは設定が違うだけのインフレ展開に進んでしまわないかの懸念があります。怪獣の秘密とかカフカの変体の謎も十分に扱っていってくれると良いのですが。

株式会社マジルミエ (3)

漫画:青木裕
原作:岩田雪花
出版:集英社 ジャンプコミックス+
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リリーさん素晴らしいです。描き下ろし番外編も最高です。こういう凜としつつお茶目なキャラは大好きですよ。それに対してアストの魔法少女の土刃のクールなキャラは、タートルネックの同社社長も含めてちょっと作りすぎな感じがしますね。とはいえ幻の3人の挨拶シーンはほっこりです。会社のノリがIT業界みたいなのはわざとと思いますが、使う魔法の開発をその場でってのは、簡単な組み替えならともかく、あまりにやり過ぎると嘘っぽさが出ちゃうので適度にして上手く騙して欲しいですかね。

2.5次元の誘惑 (14)

漫画:橋本悠
出版:集英社 ジャンプコミックス+
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季節的には正反対の真冬のバレンタインデーから始まります。陰キャの人生に深い爪痕を残すギャルもイイですね。あと白黒勝負は確かにそっちが「正解」でしょう。まり姉が奥村の心の壁を壊す話があって、さあ2年生になって次から新しい何かがという繋ぎ巻になります。もちろん相変わらずネタは豊富で楽しいです。ハーレムの胡散臭さをネタを突っ込むことで上手く覆っていますよね。しかし、まり姉は身体能力含めて色々な意味でちょっと凄すぎないですか。あと会長の照れは外せないですよ。

僕のヒーローアカデミア (35)

漫画:堀越耕平
出版:集英社 ジャンプコミックス
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分かり易い個性の一つ一つで内輪バトルしていた時期の方が楽しかったなと個人的には思うのですが、子供達用に買い続けてます。こんな狂気があるんだぞという突き詰めた表現が最近はウケてるのですかね。古いおじさんは、ここ最近はちょっとついて行けていないです。

7/6 発売

パリピ孔明 (10)

漫画:小川亮
原作:四葉夕卜
出版:講談社
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1巻が出た時に試読して変わった視点で面白いかもと読み続けた漫画ですが、さすがに10巻まで続いてアニメ化までとは思いませんでした。英子もCDを作る所までこれるとは。相変わらずコウメイの読みと三国志にちなんだ策略は面白いのですが、英子がセコい邪魔をされては、はね除けては、ちょっとパターン化してしまっているかもしれません。

7/7 発売

AIの遺電子 Blue Age (4)

漫画:山田胡瓜
出版:秋田書店 少年チャンピオンコミックス
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優れたAIは人間をコントールさえしてしまうかもしれないという話は深いです。十分なデータベースと適切な論理的思考力に、UIとしての豊かなコミュニケーション能力を備えさせることが出来れば、もうすぐ実現してしまいそうな気もします。若い頃であれば自我を誰かに制御されたくは無いですが、歳をとって衰えたらそれもありではないかと思う自分がいます。人類はAIを産み出すために産まれたという考えも結構信じていますので。

あつまれ!ふしぎ研究部 (14)

漫画:安部真弘
出版:秋田書店 少年チャンピオンコミックス
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こちらもお話の中での季節は冬ですが「不健全研究部」は今日もいつも通りな活動をしています。お色気系ギャグ漫画としてブレない所が良いです。この巻では鈴推しで、かなり贔屓されて可愛さの描写が少し増しているような気がしました。なぜか植物研究担当らしいですし。先生も毎日とても楽しそうで、寿退職を望んでいるようには見えないですけどね。

可愛い上司を困らせたい (6)

漫画:タチバナロク
出版:芳文社
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もう上司どこ行ったという感じになってしまってなんだかなですね。彼氏を結婚式に連れて行くとか、あるいは彼女の友達の結婚式に行くとか、外国の話か今時の若者はそうなんですか? あまりにずれた状況設定だと白けちゃいます。

空挺ドラゴンズ (13)

漫画:桑原太矩
出版:講談社
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クィン・ザザの一行は、もう一つの震臓バラストを探すために赤道近くの多数の島がある常夏地域までやって来ます。あっさり過ぎるくらい簡単に見つかりますが、これはこれで漫画表現としてはありですね。エイリアンかよという龍が出てきて、幽霊船の中に残されていた武器を見つけて倒すとかの流れもクエストのようで面白いです。最後はカペラの覚醒とクロッコの意地でお宝を得ることが出来て、大改修を終えた新生クィン・ザザが旅立ちます。

転生したらスライムだった件 (21)

漫画:川上泰樹(キャラ原案:みっつばー)
原作:伏瀬
出版:講談社 シリウスKC
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やっていることはチートな勇者が絶対負けないみたいな話なのですが、表現が上手いのか嫌みになっていないですよね。まぁバックアップから再起動はともかくとして。紫苑やディアブロの圧倒的強さもイイ感じですよ。魔物側の話なので人間がお馬鹿に描かれているのは致し方なしですが。さて我々読者としても智慧之王先生には、きちんと説明をしてもらいたいところです。

7/8 発売

ゲーセン少女と異文化交流 (4)

漫画:安原宏和
出版:KADOKAWA ドラゴンコミックスエイジ
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チョロい委員長は鉄板ですよ。文化祭で猫耳、ウサギ耳が見られるとはなんて素晴らしい時代に!とか考えちゃいますが、今の実際の学校ではコロナで文化祭自体が中止だったり、外部の人を入れられなかったりで大変ですね。元の状況に戻れるのはいつなのでしょうか。

ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される (4)

漫画:仲倉千景(キャラ原案:紫真衣)
原作:とびらの
出版:双葉社 モンスターコミックスf
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謎解きがされるのかなと思ったらまだお預けですが、分かり易い伏線は準備済みなようです。両親のこれまでの言動から実際はどんな思惑なのかがちょっとまだ読めないですが、ちゃんと整合するように繋がるのかな。なお本巻の見所は言うまでも無くぶりっ子ミオの顔の使い分けです。

魔石グルメ 魔物の力を食べたオレは最強! (6)

漫画:菅原健二(キャラ原案:成瀬ちさと)
原作:結城涼
出版:KADOKAWA ドラゴンコミックスエイジ
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だんだんとカティマが可愛くなってきました。しかしアインはポンコツのクリスとの浮気が過ぎませんかね。クローネに怒られますよ。クリスも扉ぶち破っておいて褒めてくださいみたいな顔は可愛いのですが。小物っぽい敵役が後の戦いではかなり強い力を持っていたという繋がらない感じが少し違和感でした。

7/12 発売

異世界失格 (7)

漫画:若松卓宏
原作:野田宏
出版:小学館
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エルトン司教との戦いですが、センセーの異常さがちょっと抑えられていましたかね。このエピソードでここまでの話数は必要なかったような。単純な冒険活劇になってしまうと作品の個性が失われてしまうので、一段落したところで挽回して欲しいです。

結婚するって、本当ですか (7)

漫画:若木民喜
出版:小学館
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営みが非現実的に進まないという状況も、リカの奇行として描くことでコメディになるので漫画としてはありです。温泉でのキャッキャウフフも良しとしましょう。結婚しようと決意した二人でしたが、それはそれで家族になることへの難題が目の前にやって来ます。相手の実家への結婚の挨拶は一大イベントですが、個人的には歳のせいか実家の親の決意の方が響いてしまいました。同じ話でも自分の状況で感じることは違うものですね。

死神坊ちゃんと黒メイド (16)

漫画:イノウエ
出版:小学館
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触れたいけど触れる訳にはいかない逆セクハラ漫画として始まった本作もついに完結です。巻頭でアリスがどこに行こうとしたのも、なぜハリウッド映画のように列車の上なんだかも分かりませんが、ちゃんと収まる所に収まったのでOKとしましょう。前巻で坊ちゃんの呪いが解けて、その後の長めのエピローグとしてこれまでの鬱憤を晴らすかのように二人のイチャイチャが沢山描かれていたし、みんなの幸せもちゃんと描かれていたしで良いハッピーエンドとなり満足です。特にカラーになる所はまさにここでという感じで最高でした。

7/13 発売

ちはやふる (49)

漫画:末次由紀
出版:講談社
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そこで次巻に続くは明らかに狙ったものでしょうか。「ちはや」「おおえ」「かささぎ」と物語に関係の深い札も出ました。かなちゃんの表情がサイコーです。クイーン戦、名人戦共についに次巻で決着の最終巻になります。

7/14 発売

瓜を破る (5)

漫画:板倉梓
出版
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鍵谷くん、積極的ですね。彼と香坂の二人はちゃんと付き合うようになっても変な恋愛トラブルを入れさせないで進めて欲しいかな。後は表紙に出ている仕事の出来る沢さんのお悩みと、染井さんの課題解決です。子連れはショッピングモールばかりというのは仕方ないです。その時期はそういうもんですよ。うちの子達は保育園で帰りたがらないというのはありませんでしたが、登園時は毎朝戦争と泣き別れでした。次からは小平さんと辻さんの悩みがありそうですかね。

7/15 発売

あおざくら 防衛大学校物語 (25)

漫画:二階堂ヒカル
出版:小学館
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巻数も増えて登場人物がかなり多くなったので、思い出すのもちょっと大変です。それを意識したような振り返り回が多かったですかね。後は防大内の近藤が属していない団体での活動も描こうとする動きが入ってきました。恋愛がらみはあくまでも松井を本命として描いておくのは正しいと思います。個人的には女子学生についての話は良かったので、これからももっと描いてもらえると嬉しいですね。特に中期の大隊学生長となった4年の永井さんをメインに取り上げて頂けることを希望します。

古見さんは、コミュ症です。 (26)

漫画:オダトモヒト
出版:小学館 少年サンデーコミックス
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只野君と米谷くんは実は親戚だったでしょうか。慈安布お母さまや瞳ちゃんがそっくりなんですけど。345話の留美子ちゃんが可愛いので、成瀬くんと阿瀬さんのように和貝くんとくっつけてあげて欲しいです。

それでも歩は寄せてくる (12)

漫画:山本崇一朗
出版:講談社
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序盤はヘタレ(?)なうるしでしたが、終盤に勝負に出て見事に決めました。みんなの夏合宿の思い出が青春過ぎて眩し過ぎです。浄化されそうです。そこにモザイクを使うとは思いませんでしたが、本番まで取っておこうという事かもしれません。タケルと桜子もイイですね。彼氏・彼女という単語の響きの価値を再確認させてくれます。凜のイメチェンは一推しですが、タンクトップで軽くデートも彼女らしくて良いものです。

よふかしのうた (12)

漫画:コトヤマ
出版:小学館 少年サンデーコミックス
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巻末で作者の方も言われていますが、バトル漫画になってますね。でも目線の隠れた新キャラ好みです。さすがにそんな所に穴開いても大丈夫なのかと思いますが。そう言えばそういうニットの服があったような気がする。モチーフですかね。作者の方も展開がどうなるか分からないとか、キャラが勝手に動き出すというやつになっているようです。

7/19 発売

ゴールデンカムイ (31)

漫画:野田サトル
出版:集英社 ヤングジャンプコミックス
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ついに最終巻です。あの人が散り、この人が残りと長い戦いは終わりました。何故そこにカムイがとか、土方がカッコエエ!とか、鶴見中尉がうーん意外とだったりや、なるほどアシリパはそうしたかったのかぁという納得に、おいおい最後に勝ったのはあいつかよ!というこの漫画らしさが良かったですよ。

ニューノーマル (3)

漫画:相原 瑛人
出版:コミックアウル
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所詮口元なんですが、出てくる女の子がみんな(この世界の中では)卑猥にそこを見せたがるように描かれるのはどうなんでしょうね。せめて一人に絞っておけば良いのに、全員にやらせたら世界設定自体に品が無くなると思いますよ。絵柄が良いだけに残念かなぁ。ストーリー的にも行政に連なっていそうな組織がJKに仕事を頼むとか設定の軽さがもったいないです。

7/22 発売

事情を知らない転校生がグイグイくる。 (12)

漫画:河村拓
出版:ガンガンコミックス JOKER
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夏休みと林間学校です。古より伝わるキャンプファイヤー伝説にみんなが振り回されますが、フォークダンスとか令和の今でもあるんでしょうか。さすがにもう死神呼ばわりのイジメ感は薄れて、単純ラブコメに方針転換されていますね。

ふたりソロキャンプ (13)

漫画:出端祐大
出版:講談社
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以前のコテージからステップアップして、雫隊長の下で友達3人の女子会キャンプです。下手に声をかけてくるナンパ野郎みたいのを出さなかったのは作品的にも良いと思います。しかし確かにあのおっさんは女の敵のようになってますね。でも、信じることにしたとか、一緒にこの景色を見てみたいと思ったとか、もう余裕さえ感じる雫ですよ。

ボールパークでつかまえて! (7)

漫画:須賀達郎
出版:講談社 モーニングKC
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モーターサンズが初めてCSへ行けるかの大一番です! ここまで出てきたキャラ達が勢揃いで表紙のルリコのように選手達がいるフィールドに願いを捧げます。当然選手達も期待に応えて活躍しますが、チャンス、ピンチ、チャンスと流れが次々に変わり、観客席が不味い雰囲気の時にビールの売り子さんが出来ることと言えば…。

7/23 発売

僕の妻は感情がない (5)

漫画:杉浦次郎
出版:KADOKAWA MFコミックス フラッパーシリーズ
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タクマとミーナの夫婦の形への問いから、ロボットとは何か?人間とのあるべき関係は?、というテーマに切り込んで来ています。サツキの話は良かったですが、絵里栖の話の方はちょっと研究会の存在が分かり難かったですかね。メイダについてはもう一度くらい出てきて、ミーナのお友達になって欲しいです。

目覚めたら最強装備と宇宙船持ちだったので、一戸建て目指して傭兵として自由に生きたい (5)

漫画:松井俊壱(キャラ原案:鍋島テツヒロ)
原作:リュート
出版:KADOKAWA MFC
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ポンコツ侯爵令嬢と飲み明かした後は、やべーもん見つけてしまって新エピソード突入です。猫耳少女にメイドロボと男のロマン(オタクのお約束)が散りばめられています。相変わらず宇宙戦闘に少しも緊張感が無くて苦戦の一つもしないのはちょっとですが。しかし、あれは売っている所をたまにしか見かけませんが、見かけると手を出したくなる物ではあります。

7/25 発売

Landreaall (39)

漫画:おがきちか
出版:一迅社 コミックZERO-SUM
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地下王城のダンジョン編は長いなぁと思っていましたが、32巻からでバトルが中心だったからそう感じたのでしょうか。やっと結末の謎解きのようになって来て面白くなりました。DXも含めて全員が同時に倒されたけど番人と戦いが続けられる理由がよく分かりませんが、どちらにしろ終わったなら読み直さないと話が繋がらなさそうです。

7/26 発売

駆除人 (5)

漫画:浅川圭司(キャラ原案:KT2)
原作:花黒子
出版:KADOKAWA コミックス・エース
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コミカライズの刊行が遅くて危ぶまれていましたが、結局この巻で完結となりました。しかも結構酷い終わり方で、原作の導入になれば良いという判断になったのでしょうか。ローカストホッパーを片付けましたが、そんなに危機も無くあっさりとで、淡々と仕事をしたという感じでした。

幼女戦記 (25)

漫画:東條チカ
原作:カルロ・ゼン
出版:KADOKAWA コミックス・エース
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相変わらず凄いですねこの漫画。最高に面白いです。毎回見開きページを大画面で確認してしまいます。タイムリーなのかは分かりませんが某国との戦端が開かれます。戦う敵への侮蔑表現がいつも通り秀逸です。列車砲って見た目だけはカッコイイ、地上の大戦艦なのですが無残ですね。優勢に進める白銀の意思決定が物語の転換点にはならないか心配ですが、まさか前章のロメールとの邂逅が、ここでのデグレチャフの判断に繋がるように構成されていたのだとしたら完璧ですね。

7/29 発売

ペリリュー ―外伝― (1)

漫画:武田一義
出版:白泉社 ヤングアニマル
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結果的に壊滅した日本軍だけでなく、米軍、現地人の視点でのサイドストーリーが描かれます。3頭身キャラで描かれる戦争の醜悪さがこの作品の価値ですね。戦争に国という勝者はいても人には勝者はいないのかもしれません。直前の『幼女戦記』と合わせて読むと、戦争という歴史上の事象への理解が深まりますよ。