Mac用のキーボードとして、REALFORCE TKL for Mac (R2TL-USVM-WH)を購入しました。
これまで
年末にMac miniを買って、数年前に廃棄した27inch iMacで使っていたキーボードを繋げていたのですが、最近多いパスワード入力時にはTouch ID付きが便利との話を読んで、新しい「Apple Touch ID搭載Magic Keyboard(US版)」を購入して使っていました。
ちなみに昔からキーボードはWindowsでもMacでもカナ無しの物を選択しています。使いもしないキーが表示されているのは嫌なのと、スペースバーは長い方が好みなので。
確かにTouch ID付きは便利ですし、Apple Magic Trackpadと並べておくとデザイン的にとてもGoodです。ただ、薄いが故にちょっと打ち辛いなとは感じていたものの、私用でそんなに長い文書を打つこともないので納得して使っていました。
ちなみに在宅勤務で会社のWindowsノートに繋げる時は、Mac miniの前のDELLデスクトップで使っていたFILCOのMajestouch Stingray LowProfile赤軸(FKBS91XMRL/NB)を使用しています。
購入理由
これまた10年ぶりにブログを始めようかと考えた時に少し長めの文章を作ってみて、Magic Keyboardの打ち辛さはやはり致命的でした。
仕方が無いので初期投資に買おうかと、長年買い換えながら使っているFILCOで探したのですが、Mac対応版がありません。
で、ググったらREALFORCEでMac対応で、かつカナ無しがあることを発見! 最初はTKL SA for Macを見つけたのですが、¥33000という高額。そしてネットショップや東プレのHPで調べていくうちに静音とAPC機能がない代わりに¥5000安い本製品を見つけました。
家の私室で打つので別に静音で無くても良いし、スイッチのONとなる位置を微調整出来るAPC機能は多分たいして使わないと判断したので、こちらを即購入。
ヨドバシだと2日後配送で、ビックカメラでは値段がちょっとだけお安く翌日配送だったので、久しぶりにビックカメラで購入です。
しかし冷静になって考えてみると、最初のTKL SA for Macの値段を見た後だから相対的に安く見えただけで、絶対額としては少し高かったかな。
使用感
キータッチ
Macでこの手のちゃんとしたキーボードは、大分昔に使っていたApple拡張キーボードⅡ以来でしょうか。
使ってみた感じは、Magic Keyboardと比べると雲泥の差ですね。ただキートップがちょっと高いかと感じました。実際に一番高いところで計ってみたら結構違いました。
REALFORCE TKL for Mac | 約 51mm |
Majestouch Stingray | 約 41mm |
Apple Magic Keyboard | 約 11mm |
REALFORCEもスタンドを立てなければ、もっと低くなりますが、ある程度傾斜がないと使いにくいです。
ついでにキーの高さと沈み込みも計ってみたら、大体ですがこんな感じでした。
REALFORCE TKL for Mac | 約 10mm → 5mm (差は5mm) |
Majestouch Stingray | 約 7mm → 4mm (差は3mm) |
Apple Magic Keyboard | 約 1.5mm → 0mm (差は1.5mm) |
やはり打ってみた感覚と合っていますね。まぁ同時に並べて使いはしないので困らないですが、会社に置いて常用しているFILCOはもう少し沈み込みが深いですし、かつ家のキーボードの方が軸の違いもあるのかスコスコする感じが違いますが直ぐ慣れます。
会社でも自席ではFILCO、会議中はノートPCのキーボードですし。
キー配列
キー配列はMac専用なので全く違和感はなく、無理に合わせている感じがしないのが良いです。ファンクションキーはマークの描いてある再生/停止や音量調整はそのまま使えますが、F3、F4等のマークが付いていないキーでは対応する機能は起動しませんでした。ここは必要だったらKarabiner-Elements等で設定すれば良いだけですが。
ちなみにKarabiner-Elementsで設定してあった個人的なキーバインドも最初だけは何もせずにそのまま使えたのですが、Karabiner-Elementsを再立ち上げしたら、”For all devices”にしてあった以前の設定が全部Magic Keyboardのみでの設定になってしまったので、再設定が必要でした。
ただしMagic KeyboardにはないF13〜F15のキーもあるので、早速タブクローズを右端のF15に設定してTrackpadから最短移動距離でタブが閉じれるようにしています。逆にTouch IDのためだけにMagic Keyboardを横に立てかけて置いて使ってますが、これはこれで薄いからこそ出来る芸当です。
打鍵音
「カチャカチャ」というよりも「カコカコ」という感じです。適度な反発があるので「スコスコ」ではないですが悪くないです。SAと違って静音モデルではないのですが、打鍵音も特にうるさいとは感じません普通です。
薄っぺらい Magic Keyboardに比べると手前側も高いので、リストレストが欲しくなり、FILCO の高機能ウレタンフォーム製のリストレスト(MWR/17M)を追加購入しました。Mサイズで幅もぴったりです。
これは会社でも使っているやつで、木製のリストレストは見た目が良くて憧れたりもしますが、私は結構机とかに力をかけているらしく手が痛くなることがあるので、触感の柔らかいものを愛用しています。
背が高い分だけTrackpadとは高さの差もありますが、Trackpadは右側において特に不自由無く使っています。
まとめ
REALFORCE TKL for Macはタッチがとても良く使い易いです。Macで長い文章を入力しようと考える人にはお勧めです。Apple Magic Keyboardとは疲れ方が全く違います。
実際、この記事を一度書いてから、このキーボードで記事を幾つか書きましたが、やはりイイですね。圧倒的にリズムよく打てる感じがします。そのためにもリストレストはあった方が良いです。
ただ値段はちょっと高いので、購入には少し覚悟が必要ですかね。FILCOは1万円位で買えましたので、3万近くは、なかなかの出費でした。
でもやっぱり、文房具のような常用品はお気に入りを使っていると気分が良いです。
キーボードとしては高価ではありますが、入力の楽さは絶品で疲れ知らずです。