おすすめ洗車グッズ

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数年前にマンション暮らしから一軒家に引っ越しまして、玄関を出たら2歩で駐車場、そして毎日通勤で車を使う暮らしとなって、いつの間にか洗車が趣味になりました。

なぜ洗車をするのか

別に哲学的な話では無いのですが、あらためて自分なりの理由を考えてみますと、

・ (他人から見て)汚い車に乗っている人になりたくない
・ 車を大切にしていると、事故らないような気がする
・ 中高年にとってはそこそこの運動になる
・ 汚れが目立ちやすい車を選んでしまっている

という事かなと思いました。街中を走っていて汚れた車を見ると、うわー、だらしない人が乗っていそうと思ってしまいます。店の駐車場で隣の車が汚いと、遠慮無くぶつけられそうな気がしますし、会社の駐車場でも車を見られた知り合いに、あいつの車は汚いとか思われたくないですよね。

車をきちんと手入れをしていると事故らないというのは単なる思い込みですが、実は高校生の頃に自転車通学していた頃からの個人的迷信でして、汚れを拭いて注油したりとか、その後のバイクとかでもそう信じてメンテしていました、SF好きとしてはメカにも感情があるからという信念を持っていたりします。

そして日頃から運動する人にとっては洗車なんてたいして運動にならないと思われるかもですが、デスクワークでほとんど動かない日々を過ごしていると身体がかなり硬くなっていまして、だけどいきなり走ったりも無理すぎるほどに体力が衰えている中高年にとっては、多少であっても定期的に身体を使う習慣があるのは、無いよりはマシだと思っています。

最後の車の色については自身の選択の結果ではあるのですが、今の車は黒、その前は赤、またその前は黒で、さらに遡ると白、青、白でした。なので最初の頃は白系の車だったのですが、ここしばらくは濃色車を選んでしまっています。

白なら正直、洗車傷もほとんど分からないので、水も使わずにフクピカとかでも、それなりになんとかなります。なので時間がある時にたまには洗車するかという感じで済んでしまいます。しかし黒とかの濃色車は圧倒的に汚れが目立つし、洗車傷も目立つということで、より頻度の高い手洗い洗車が必要になってしまい、結果としてほぼ毎週洗車をしているのでした。

御託を並べているといつまでもグッズの紹介が始まらないので、いずれ整理する事にして、さっさと始めます。

ホースガードローラー

いきなりニッチなグッズの紹介からですが、意外と便利な「ホースガードローラー」です。これがあるとタイヤにホースが食い込んで引っ張れないという状況にならなず、ストレス軽減になります。まぁ無くてもちょっと戻ってタイヤからホースを離せばよいのですが。あればイラッとすることが無くなります。

ホースが挟まって動かない
ホースが挟まらない

必要数としてはよほど広い駐車場をお持ちの方で無ければ、2個あれば十分です。ホースの根元に近い側のタイヤに挟んでおけば、車を回り込んだ側にホースを引いた時にスムーズに送ってくれます。心配があるとすると洗車後にタイヤに挟んだまま忘れてしまい、そのまま発進して壊してしまう事ですが、今のところはそうしてしまった事はありません。

足場台

ルーフの洗車用に70cmの三段の足場台を使っています。ちょっと高さがあるのですが、ミニバンやSUVで屋根の真ん中まで手を伸ばそうと思えば、これくらいの高さは必要ですね。乗れるバケツのような低いものだと、なんとか手は届いても服をボディに擦ったりする恐れがあります。

安全のため、夏でもルーフが洗い終わるまではサンダルでは無く、かかとのあるシューズを履くようにしています。ちょうど今の車はルーフレールがあるので、登る時に掴まりやすくて便利です。もちろん誤って閉じないようにロックを確実にすることや、乗った時にガタンとならないように、足をしっかり広げて使いましょう。

この台がボディに当たって傷が付いたりしないように、ホームセンターで数百円のゴムバンパーを買ってきて片側に屋外用両面テープで固定してあり、使う時はボディに対してそのバンパーの側がくるようにして、万が一当たっても大丈夫なようにしています。

ボディに当たっても傷が付かないようにゴムバンパーで保護

通販だと高いのしか出てきませんが。カインズとかのホームセンターで探せば5000円くらいであります。

カーシャンプー・スポンジ

カーシャンプーは、濃色車にしてからはシュアラスターの「カーシャンプー1000」一択ですね。そこそこ安いのとコンパウンドとかWAXとか余計なものが入っていない。そして泡がきめ細かくて見た目が良いというのが理由です。

きめ細かい泡ができるシュアラスターのカーシャンプー

正直、Amazonとかより近所のカインズやオートアールズの方が安かったりするので、基本そちらで調達しています。

スポンジもせっかくなのでシュアラスターのを使っています。カーシャンプーの使い方は、汚れがよほど酷くない限り、スポンジで擦るというより泡を載せるという感じで十分です。なので、雨汚れが酷い下回り意外はでこぼこの方を車体に当てるようにして使います。

あとムートンはシュアラスターのも使った事はありますが、今はAmazonのセールとかで出る安物ですね。スポンジとムートンのどちらが良いかはなんとも言えないのですが、たっぷりの泡を載せるなら吸収性の良いスポンジ。細かい所まで毛先を届けさせてシャンプーを行き渡らせたいならムートンですかね。使い分けというより気分で選んでいます。ちなみに私は手が大きいので、手が入れられるようになっている事には特に利点は無かったです。

現車は納車時にディーラーでのガラス系コーティングをしているので、雨が続くとどうしてもイオンデポジットが付きます。特に水平で雨水が最後まで残る屋根とボンネットには顕著です。これはシャンプーだけでは落ちず、またコーティングのメンテナンスキットに付いてくる除去剤でもいまいちなので、スケールリムーバーで落とします。

これの成分は酸性フッ化カリウムです。そもそもスケールを除去するにはフッ化物系の酸が必要だそうなので、世に色々と能書きのある製品は多数あっても、主成分にさほどの違いは無いと思われます。なのでこの製品のようにAmazonにあって手軽に入手出来るもので十分でしょう。専門店のサイトに個人情報を入力したりしないで済みますから。

気をつけないといけないのは、人体にも影響するので手袋の着用が必須なことです。うっかり素手で触ると後でピリピリとしびれます。なので使うクロスもコメリの使い捨てマイクロファイバークロスがオススメです。30cm×30cmのハンカチくらいの大きさのものが50枚入りで1200円くらい。一枚当たり24円なので使い捨てでも気になりません。細かいクズが出たりもしない良い製品で、様々な液状の洗剤やコーティング剤等の塗り込みにつかうのに最適です。12枚入りもありますが、近場の店ではこの50枚入りは売り切れていることがよくあります。

コメリの使い捨てクロス

スケールリムーバーをこのクロスに少し垂らして軽く拭くだけでイオンデポジットは綺麗に無くなります。それほどこびりついていないうちに除去しているからなのか、塗って待ったりも必要ないですね。

その他の注意点としては、5分以上放置しないと記載があるので手早く拭いて多量の水で流すこと。そしてスケールと似た成分であるガラスに付着すると変質したり跡が残ったりするそうなので、特にルーフに行う時はガラスに付かないように要注意です。そしてボディが綺麗になったら忘れずにメンテナンスキットに付属のコート剤で再度コーティング表面のメンテをしておきましょう。

ガラス

これも昔から油膜取りには「キイロビン」を使っていますが、油膜を削り取るまで擦るのが結構大変ですね。特にボディとの境目の端の方まで完璧にやるのは疲れます。もちろん油膜が取れた後に水をかけた時に綺麗に幕のように広がってすーっと流れて行く爽快さは最高なのですが。

スポンジは乾かしてから箱などにしまう必要がありますが、その乾かしているうちに忘れて放置してしまうことがあるので、多少割高ですが以下の製品の方がよいかもしれません。ただこれは高さがあるので、サイドミラー真横のガラスとの間とかの狭い場所には入らないのが欠点で、結局そこは先に触れた使い捨てのマイクロファイバークロスとかで拭く事になります。

あと、ちょっと放置してしまった軽自動車のガラスのウロコを取るには、ソフト99の「ウィンドウケア ガラスリフレッシュ」を試したところ簡単に取れましたので、これは結構良かったです。ただこの付属のスポンジ、他の製品のものとよく似ていて混ざってしまってどれがどれだか分からなくなったのですがw

週末の洗車まで待てずにガラスの汚れだけが気になる時には「窓フクピカ」のような使い捨て製品を使いますが、こちらもカインズとかコメリとかの安いPB品で十分ですね。200円くらいで買えますので。なおアルコール分が吹き残しになって意外と目立つので、これらで拭いた後にティッシュで拭き上げるのが良いです。

ガラスコーティングは正直どれも効果には大差ありません。洗車好きには数ヶ月持続とか意味が無いですし、そもそも信じてもいませんので以下の「ミストガラコ」で十分です。雨中に走ればちゃんと水滴が飛んでいきます。この製品の良いところはスプレーしてから乾かすのをいちいち待ったりする必要なく、直ぐに拭きあげて作業が終わるところですね。

ホイール・タイヤ

ホイールは低い位置にあるので意外と気づきませんが、雨の日に走れば泥汚れを浴びまくりなので、かなり汚れが溜まります。なので汚れが他に飛び散っても良いように本当は最初に洗う場所なのですが、つい手抜きでボディだけで良いかと洗車をてしまうと、ボディが洗い上がってからホイールの汚れが気になってしまうので、最悪は拭くだけでもしておきましょう。

ホイール用の洗剤は鉄粉まで落としてくれる製品もありますが、外車でない限りそれほど鉄粉は出無いです。いまはこれを使っていますが、これもホームセンターの安いPB品でもそれほど変わらない気もします。無い時はカーシャンプーをそのまま洗う事もありますが、やはりホイール用と銘打っているものはより油汚れに強いものになっているようで、洗い上がりには差が出ますね。

ブラシは以下の「鬼人手ジュニア」を使っていますが、ボディに使い古したスポンジを使い回す事もあります。ホイールが複雑な形状だとブラシの方が奥まで届き易いです。このブラシ最初から柄に対してちょっと曲がっているのですが、以前には使用中に曲がってしまったかと勘違いして、無理に戻そうとして折ってしまったことがあり、買い直しています。

ホイールナットの部分はどうしても洗い難いので、細いブラシで奥まで洗います。Amazonにいっぱい売っていますが、どれも同じなのでセールで易いものを買っておきましょう。こちらは交換用のブラシ付きです。

ホイールコーティング剤は「CCグロスゴールド ホイールコーティング」を使っています。ホイールが白でも黒でもそれなりに艶が出て良いと思いますね。普段の洗車時にはなかなかホイールには時間をかけてこだわれないので、ホイールだけに注力する洗車日を作らないと、奥までキチンと洗った上にコーティングまでは出来ないですね。

見た目で重要で忘れてならないのはタイヤコーティング剤です。特に今の車は黒なので、横から見ると意外とただのタイヤは新品でも無い限り真っ黒では無く、特にタイヤに土汚れがあるとボディやホイールに対して浮いて見えてしまいます。まるで服はバッチリなのに靴が汚い人みたいに。

右半分が塗った状態

タイヤは劣化を考慮して洗剤では無く水洗いのみとなりますが、タイヤコーティング剤を塗って黒光りさせておくと、全体が黒で締まって良いですよ。このシュアラスターの「タイヤコーティング+R S-89」は、スポンジが三角になっていてホイールとの隙間なども塗り易いのも特徴です。この製品は艶が強すぎずギラギラしていないのも良いですね。

もちろんタイヤの劣化と安全の観点からタイヤのサイドだけにして接地面には塗らないようにしましょう。

すすぎ

少し前からカーシャンプーのすすぎには純水を使っています。純水を作るために使っている純水器は以下の製品です。

サンエイさんは、業務用にもっとお高い純水器を販売していたのですが、この10リットルクラスでは安い製品が出回るようになったので、ここだけ価格を下げて出してきました。実際には中の樹脂が重要で、その樹脂については昔から販売されているメーカーさんです。

センサー(TDSメーター)も付いてきていまして、それで計測すると我が家の水道は53ppmでしたが、純水器を通すと0ppmになります。50ppmは水道水そのままとしてはやや低めのようなので、イオン交換樹脂が長めに持ってくれると良いですね。

水道水そのまま (53ppm)
純水器を通した水 (0ppm)

私が購入したのはホース付きで、これは既存のタカギのホースとそのまま繋がるので良いのですが、どうも少し接続が弱いようで、ちょっと水圧を高めるといきなり外れて水浸しになる羽目になったことが何度もあります。

拭き上げ

純水を使ってはいますが、拭き上げもきちんとします。拭かなくても最初に水をかけた時のカルキ成分の残りがないとは限りませんし、拭き残しが出てそこに汚れが付く場合もありますしね。暑い日に拭くまでの時間稼ぎのためにも純水利用という気持ちが主ですね。

昨今の流行からもお高いですが「シルクドライヤー」を使っていまして、吸水性は流石ですが途中で絞る事が出来ないのは使いづらいですね。この製品が良いのは使用後に洗浄を繰り返してもあまり柔らかさが変わらないのが良いです。

乗せて引くだけ
一回で水分が綺麗に拭きあがる

Amazonでよく出てくる安いこちらの製品は、吸水性は悪くないのですが洗うとかなりゴワゴワになって、最初は引っかかる感じがします。なのでこれは直接は見えず多少の洗車傷が生じても良いルーフにしか使っていないです。でも意外とルーフは水平でかなりの水が残る上に最初に拭き上げないといけない場所なので、ルーフ用に別のタオルを用意するのはオススメです。

ちなみにこれら製品を洗う時は中性洗剤だけで、柔軟剤とかは使ってはいけません。

以下の画像は、左から『シルクドライヤー』、イエローハットで売っている『ジョイフル吸速クロス』、『SHSCLY マイクロファイバー洗車タオル』、『プロスタッフム速吸水ムササビクロス』です。シルクドライヤーとジョイフル吸速クロスは、近くで見ても色以外の素材感もそれほど違いが無いですが、やはりツイストパイルの密度はシルクドライヤーの方が上で、吸水性もより高いです。

SHSCLYのタオルはやや目が粗くて洗濯を繰り返すと固くなりますのでオススメは出来ないですね。ムササビクロスは、先の3製品のツイストパイルとは素材が異なり、ムートンのような細い毛の集まりなので、吸水性は少し劣って水分が少しボディに残る感じです。

もう一つ、拭き上げ時に外せないグッズがこちらのサンワサプライの「電動エアダスター 200-CD076」です。吸水系のタオルだと厚みがあってボディの隙間の水を吸い出すのが面倒で、そういう場合は以前に拭き上げ時に使っていたシュアラスターの「水滴拭き取りクロス」を使って吸い出すのが良いのですが、そのためだけにを使うよりは、このエアダスターで隙間の水を飛ばすのが一番良いです。

これは先端がシリコンなので、うっかりボディに当てても大丈夫ですし、車の隙間の水を飛ばすくらいなら勢いも十分あります。一回の充電で2台分くらいは十分使えます。

ライトの下の隙間にはかなりの水が溜まる
ミラーの可動部にも水が入り込む

水滴拭き取りクロスは端を隙間に当てると、すっと水が取れる感じは気持ち良いのですが、この用途だけに使うのは後で洗うのも手間なので最近は使っていません。

ライトとボディの間、メッキパーツとボディの間、ミラーの可動部分、ドアハンドル、給油口等々、これら隙間の水を放置すると、後から流れ出て来てせっかく洗車した後にシミになってしまったり、さらに自動格納ミラーは冬の朝には残った水が凍り付いて開かなくなったりしますので注意しましょう。

ワックス・コーティング剤

ワックスはシュアラスターの「マンハッタンゴールド」を長いこと使っていますが、今の車はディーラーコーティングがされて日が浅いのと、黒なので塗りむらを無くすのがエライ大変なのであまり使っていません。赤い前車では使っていましたが、日々の洗車をきちんとしていると意外とディーラーコーティングでも十分で、ワックスを塗った場合とそれほどは差が目立たなかったりします。

とは言え、洗車好きとしてはワックスまでやったという達成感もそこそこありますので、たまには使っていますよ。

なおマツダのディーラーコーティングは架装センターで慣れた作業者の方々によって行われているので、下地が綺麗な新車にする限りは十分だと思います。その価格なんてどうせ値引きの原資として相殺されますし。

ただしやっぱりガラスコーティングなのでスケール落としは気づく度にやる必要があります。それでもスケールを落としてさっぱりさせたら、後は付属のメンテナンス剤で拭き上げるだけで十分に綺麗になりますよ。

スケールが気になるのはルーフとボンネット、後はサイドミラーからの水タレ部分くらいですし、このメンテナンス剤もそんなに量を使わないので、2、3週に一度で特定の部位に使う位であれば初回車検までは余裕で持つと思います。

軽自動車の方には新車時からシュアラスターの「ゼロプレミアム」を使っていますが、これは思ったより良いですね。艶も十分にありますし、妻が毎日通勤で使っているのですが、雨の中を走ってもあまり汚れが付いていない気がします。特にパールホワイトのボディには『てろんてろん』という感じの艶が出てとても良いです。

その他

高圧洗浄機として洗車キット付きのケルヒャーのK5も持っていますが、洗車には2、3度試した程度でほとんど使っていません。出したり片付けたりが面倒なのと、ボディに高圧の水を当てると勢いよく跳ね返って、お隣の家などに激しく水が飛び散るからです。騒音も作動音よりボディに当たる時の音がかなり激しく、近所迷惑なので頻繁な洗車には向きません。

泡洗車も見た目には楽しいのですが、これもかなり気をつけないと周りに飛び散るので、よほど広い洗車場所をお持ちの方意外はオススメしません。ケルヒャーは、ウッドデッキを洗うとか駐車場のコケを落とすとかにはとても便利なんですけどね。

こうして振り返ってみると、意外とシュアラスター製品が多いです。自身の洗車の手順についても、そのうちに整理してアップするようにします。