2022年6月に発売されて購入・読了した漫画の新刊(電子書籍)の一覧です。簡単なレビュー・感想を付けて紹介します。ebookjapanは金曜日だとポイント還元率が高いので、いつも週末にまとめて購入してます。
読んで面白かった今月のおすすめは、以下の5冊です。
6/3発売
アオのハコ (5)
作者:三浦糀
出版:集英社 ジャンプコミックス
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前巻に引き続き、花火を見に雛とデート中に千夏に会ってしまいますが、浴衣の女子を一人にしておくのはちょっと太喜は酷い奴じゃないですかね。そのあとはメインの3人から離れてインターハイと先輩の恋バナのお話です。千夏のバスケの試合の方は最後のイベントが大きすぎて全く頭に入りません。
悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします (2)
漫画:此匙
原作:浜千鳥
出版:KADOKAWA フロースコミック
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最愛の兄と美人メイドにお姫様抱っこされて幸せなエカテリーナがいます。バッドエンドを避けるためにゲーム内での取り巻きを見限って、ヒロインと仲良くなりながら一緒に兄たちのための料理を作り、みんなで昼食を取るようになって今のところ幸せすぎ?と思ったところで、トラブル発生です!
6/7発売
図書館の大魔術師 (6)
作者:泉光
出版:講談社
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物語の背景としての民族・宗教問題の根深さを説明しながら、落ちこぼれ3人組が打ち解けていくまでが描かれています。後は原作者に設定されている人の正体は?というインターミッション的なサブストーリーも。出てくるキャラクターがどれもこれも特別かつ謎が多いというように描写されているし、戦乱の前の序章みたいな展開だからもあるのでしょうが、対抗意識が強い人ばかりが出てくるので、ちょっと取っ付き難くなってきている気もします。
大家さんは思春期 (15)
作者:水瀬るるう
出版:芳文社
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もう15巻と思ったら、中学生のまま10周年だそうですよ。3年生の夏休みはといえば部活引退ですよね。そこから体育祭へと続きます。チエちゃんが活躍したのはそうめんとの戦いと落ち葉拾い競走くらいでしたが、麗子さんの実家から電話がかかってきたり、将来は麗子ママとして自分の店を持ったりしたいとか言っているのはこの先のネタ振りでしょうか。
6/8発売
からかい上手の高木さん (18)
作者:山本崇一朗
出版:小学館 ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
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読み始めて、あれ?もう一冊と間違えたと思いました。20歳で一緒に箱を開けた時の二人はどんな関係だったのでしょう。今巻はかなり高木さんが積極的ではないですかね。ちなみに帰りにジュースを飲んだりは何度もやっているのですが、買い食いでも飲み物はセーフ扱いなんでしょうか。3巻には駄菓子屋に寄っている回もありましたね。扉絵にあった高木商店の福引きを引いてみたいです。
からかい上手の(元)高木さん (16)
漫画:稲葉光史
原作:山本崇一朗
出版:小学館 ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
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もう16巻で相変わらずほのぼのですが、ちーもあまり成長せずにちょっと変化がないかな。個人的には巻末の中学生のちーが可愛くて良いので、そこを増やして欲しいです。友達がみんな近場で大人になっているというのはそれなりに田舎なのでしょうか。思い出の場所は本家14巻にあった415段です。祠の中のノートに名前を書いたり、交換日記をしたりとか、高木さんと西方が付き合っている時期の思い出でしょうか。
6/9発売
デキる猫は今日も憂鬱 (6)
作者:山田ヒツジ
出版:講談社
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将来の嫁姑問題で悩んだりとかいつものテンションで始まります。個人的な今巻のお気に入りは、諭吉の中の人が幸未説です。チキンラーメンは味付きですが袋ラーメンにスープの粉をかけて食べるのもズボラの裏技でありますね。仁科のお話でのお姫様抱っことか諭吉の背中を見ながらの「無理しない自分でいられることの方がよっぽど大事」とかも相変わらず幸未さん外ではイケメン姉さんですが、家の中に入れば諭吉に戦力外通告されるのでした。
アルスラーン戦記 (17)
漫画:荒川弘
原作:田中芳樹
出版:講談社
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ばらばらに動いていた人達が邂逅し始めます。メルレインとアルフリードのゾット族の兄妹、銀仮面卿ヒルメスと逃亡中ののマルヤム王女イリーナ、そして再びアルスラーンと出会う騎士見習いの女性エトワール。そのように戦いの前にそれぞれの陣営の下に人が集まり、パルス国王アンドラゴラス、王都エクタバーナを押さえるルシタニアの王弟ギスカール、ルシタニアと決別したヒルメス、マルヤムにいる大司教ボダン、そしてアルスラーン軍と、各勢力で戦いへの準備がなされます。
ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話 (9)
作者:横田卓馬
出版:講談社
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元会長と元副会長の関係は良いのですが、メインの二人がくっついたら全体的に何をやりたいのだか分からなくなって来てしまいましたね。もう終わりかな。
6/10発売
黄泉のツガイ (1)
作者:荒川弘
出版:ガンガンコミックス
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『鋼の錬金術師』や『百姓貴族』の荒川弘の最新作です。昔っぽい話かと思ったら現代に繋がってました。「ツガイ」と呼ばれる2匹(?)のペアの妖怪だか神様だかのようなものを使役して戦う話となるようです。こちらも二人で一組とも言えるメインキャラの双子が敵同士なのか、いずれ手を組むのかまだ分かりませんが、落ち着きの無い主人公は早速自分からトラブルに突っ込んでいきます。
死神坊ちゃんと黒メイド (15)
作者:イノウエ
出版:小学館
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シャーディーとのバトル中心で、この作品の面白い部分がほとんど見られなくてちょっと寂しいです。でも呪いが解けた坊ちゃんとアリスがついに触れ合って抱きしめ合うことが出来たのは嬉しいです。最後に置かれた枯れた白バラと黒い封筒。アリスは1巻で、枯れた白い薔薇の花言葉は「生涯を誓う」だと言っています。その時に坊ちゃんが誓った「いつか僕の手で君の薬指に指輪を」は叶うでしょうか。ついに次巻で最終巻です。
ミステリと言う勿れ (11)
作者:田村由美
出版:小学館
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独立したストーリーが2つ、メインストーリーが1つです。「みんな見る目ないんだな」なんて言われたら、確かにちょっと泣きそうになりますね。揚げたてコロッケも食べたくなりました。メインストーリーの方は、全部終わってから一気に読まないと繋がりを追い切れなくなって来ているので、その時を楽しみに待ちましょう。ゼクシィとのコラボ漫画でフルーツサンド繋がりなのも良いです。
魔法科高校の優等生 2nd Season (2)
漫画:おだまさる(キャラデザ:石田可奈)
原作:佐島勤
出版:KADOKAWA 電撃コミックスNEXT
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このシリーズ、KADOKAWAの新人漫画家の登竜門というか実績作りみたいに使われているのが多く、絵が追いついていない出来のものが目立つのですが、ちょっとこれは絵柄が合わなさ過ぎですね。アンソロジーとかであれば許容は出来たかもしれませんが。
6/16発売
まどろみバーメイド (11)
作者:早川パオ
出版:芳文社
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雪の本当の兄達だと名乗る3人に日代子を合わせた計5人で、客船にてバーテンダーを務めることになります。しかし雪の過去については一度説明があっただけで、その真偽もあまり深く追求されないまま、独裁的な主催者の意向で急に5組でのバー対決の展開に突入します。提供するカクテルだけでなくバーとしてのコンセプトも問われるバトルが始まります。
白聖女と黒牧師 (10)
作者:和武はざの
出版:講談社
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ついに10巻にて、少女にさえからかわれる位に鈍感なローレンスもやっと自分の気持ちを理解しました。セシリアが報われる日もヘーゼリッタが心配するほどには遠くは無いのかもしれません。なにせ嫉妬という感情には愛されたいという気持ちがあること、ということに気づくことができるまでに成長しているのです。ただそれ故に今度は耐えるのはローレンスの側になってしまいましたけれど。今巻のお気に入りはゴスッ、ゴスッというセシリアの連続頭突きです。
6/17発売
よふかしのうた (11)
作者:コトヤマ
出版:小学館 少年サンデーコミックス
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これまで「夜」がお話の中心であったこともあり暗めの背景で描かれていた表紙ですが、今回初めて真っ白な逆光背景で作られています。完全に吸血鬼になった訳ではないものの力を得てしまったとコウと、古の吸血鬼「星見キク」の眷属になることを望む友人のマヒルとのトラブルで、久しぶりのアキラが何故かメイド服で登場です。男の子同士のバトルというのは初めてかもですね。
葬送のフリーレン (8)
漫画:アベツカサ
原作:山田鐘人
出版:小学館 少年サンデーコミックス
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勇者品ヒンメルの死から29年後。3人はより強い魔物がいる北部高原に入ります。危険なルートですが、そこで暮らす人々のためにも魔物を倒しながら進みます。しかしさすが長生きのフリーレン、昔に色々やらかしていますね。フリーレンを救出するために、いきなり襲撃をしようと言い出すフェルンも強くなったものです。3ヶ月をあっという間に描いてしまうのも、この漫画ならでは。一級魔法使いの試験で一緒だった魔法使い達も登場します。
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ (26)
作者:赤坂アカ
出版:集英社 ヤングジャンプコミックス
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まるまる一巻を使っての四宮家からのかぐや救出作戦です。なので男女の恋愛での勝ち負けの話は全くありませんが、ペヤングだけが休憩時間です。そして早坂一家がカッコイイですが、何のスパイ映画やねんという感じではあります。この流れで終わってしまうのかと思ったらまだ続くみたいですので、次巻では石上達の続きも見られるでしょうか。
保安官エヴァンスの嘘 (20)
作者:栗山ミヅキ
出版:小学館 少年サンデーコミックス
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ちょっとマンネリが酷いなと感じて少し前から購入を止めていたのですが、最終巻ということで止めていた分も合わせて購入しました。でも特に大きな盛り上がりもなく終わってしまいましたね。19巻の方が過去のキャラ達が沢山でて最後っぽかったのですが。半分位の巻数で終わっておけば後味も悪くなかったのではと思います。
薬屋のひとりごと 〜猫猫の後宮謎解き手帳〜 (14)
漫画:倉田三ノ路(キャラ原案:しのとうこ)
原作:日向夏
出版:小学館 サンデーGXコミックス
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この巻から原作小説4巻目の話になるそうです。前巻のラストで壬氏の正体がやっと明らかになりましたが、猫猫は別の意味での正体しか知らないので、まだまだすれ違いというか片想いというか。複数の上級妃の懐妊の噂と新しい宦官として入ってきた美形の元奴隷という新章における状況設定がなされています。何度か出てくる小蘭もこの章のキーパーソンになりそうでしょうか。
ゴールデンカムイ (30)
作者:野田サトル
出版:集英社 ヤングジャンプコミックス
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五稜郭攻防戦で息つく暇もありません。戦闘シーンは相変わらずグロさ満載で凄い迫力です。あの二人がお互いに背中を任せているのも胸熱ですね。来月発売の31巻で最終巻ですが、あと誰が生き残って誰が散るのか、ネタバレを見てしまわないようにネット情報には気をつけています。完結したら最初から読み直さないと。
ここは今から倫理です (7)
作者:雨瀬シオリ
出版:集英社 ヤングジャンプコミックス
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4巻後半からの2つめのクラスが終わりました。4巻でもそうだったので、その度に大学時代の指導教官との話を挟む構成なんですかね。最後の授業は生徒達が車座になって膝を寄せての討論です。生徒達がそれぞれの視点で色々な意見を出しますが、着地点は見えた感じでした。高柳先生も満足そうでしたね。
私の推しは悪役令嬢。 (4)
漫画:青乃下(キャラ原案:花ヶ田)
原作:いのり
出版:一迅社
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ここまでのやや軽めな展開とは大きく変わって「事件」が起きます。表紙の絵柄の意味はそれでなんですね。当然ゲーム内転生者である主人公のレイは知っているので対処はできますが、知らないイレギュラーがあったことは何を示すのでしょうか。また悪役令嬢と言えば、エンディングに向けて特定のイベントも当然あるということが示唆されましたので、レイはこれからそれと戦って行くことになりそうです。
6/20発売
放課後ていぼう日誌 (9)
漫画:小坂 泰之
出版:秋田書店 ヤングチャンピオン烈コミックス
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7巻からの「伍島列島」での夏合宿が続いていて、巻頭ではいきなり「神経締め」で眉間がムズムズさせられます。実は真が一番強いのでは無いかと。相変わらず釣った魚で作られる魚料理がめちゃくちゃ美味そうで羨ましいです。部長のキツネっぷりと顧問のさやかちゃんへの扱いの酷さもいつも通りです。
6/22発売
焼いてるふたり (7)
漫画:ハナツカシオリ
出版:講談社
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健太の実家から帰ってほっと一息です。義実家は、相方は寛いでいるのにこっちは気が休まらずでホント疲れますよね。こたつ寝はマジ風邪引くので気をつけましょう。中高年の仕事が出来る女性と若手イケメンをくっつけるニーズは結構あるのでしょうか。
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (21)
漫画:泰三子
出版:講談社
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20巻から続く怒濤のシリアス展開から、いつもの雰囲気になって一安心です。東京ドーム3ヶ月分の単位はなんなのかが気になります。岡島県警にはツッコミ慣れした人達とノリが良い人達がいて、仕事を除けば楽しそうです。仕事が辛いからこそ軽口でも叩いていないとやっていられないのかもしれませんが。連載は今月で終了していて、あと2巻で第一部完となってしまうのは残念ですね。
好きな子がめがねを忘れた (9)
漫画:藤近小梅
出版:ガンガンコミックスJOKER
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中学生くらいからコンタクトが気になり出しますよね。いつも通りピュアですが、ついつい親目線で見てしまうと、意外と三重さんの友達の気持ちも理解できます。本の後ろに隠されていた当たり棒が何なのかには気づかなかったのでしょうか。教室の一番後ろの席でそんなことしてはいけませんね。
氷属性男子とクールな同僚女子 (6)
漫画:殿ヶ谷美由記
出版:ガンガンコミックスpixiv
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サブキャラの方達もそれぞれに進展するようなお話があります。狐森さんの耳の表情がとても良いです。もちろん主人公のお二人の話もありますが、氷室くんの乙女ぶりが悪化しているような… デジタル版特典の巻末イラストで冬月さんに抱っこされているにゃめろうも可愛いです。
6/24発売
ワンナイト・モーニング (7)
漫画:奥山ケニチ
出版:少年画報社 ヤングキングコミックス
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7巻の終わりでトラブった重松&満島のペアが無事に仲直り。そして1巻から続く堀田&三津目と岩本&宮川の話もあります。新しく表紙の女の子がお話に登場して来てますが、この先にシリーズとして登場させる予告でしょうか。
僕と魔女についての備忘録 (4)
漫画:三つ葉優雨
出版:小学館
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時間が前後してしまっているので分かりづらかったですが、涉は就職して、ついには大切な友人達に囲まれての結婚のお祝いにまでたどり着きます。ここまでは完璧では無いにしても彼の望んだ方に進んではいるのですが、物語は外界からの干渉のフェーズに移ってきたようです。
佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 ~魔法少女がアップを始めたようです~ (2)
漫画:プレジ和尚(キャラ原案:カントク)
原作:ぶんころり
出版:角川コミックス・エース
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うーん、2巻までで未だ状況設定な感じであり、メインストーリーの行き着く先が見えて来ませんね。
6/25発売
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する (3)
漫画:木乃ひのき(キャラ原案:八美☆わん)
原作:雨川透子
出版:ガルドコミックス
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皇太子とその弟の本当の思惑が見え始めています。ただちょっとリーシェの無双ぶりが強すぎる気がしてきました。あまりに私は全て分かっていたので先に手を打っておきましたのご都合主義で進めてしまうと、話全体が軽くなっちゃいますね。
6/27発売
航宙軍士官、冒険者になる (5)
漫画:たくま朋正(キャラ原案:himesuz)
原作:伊藤暖彦
出版:KADOKAWA 電撃コミックスNEXT
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設定はSFなのですが内容は俺TUEEE系主人公による意図しないハーレム構築という、王道ストーリーのままに進んでいます。ついにはドラゴンを倒したあげくに一匹は仲間にしてしまいました。動画編集だってSFにかかれば簡単ですね。
のみじょし (10)
漫画:迂闊
出版:竹書房
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表紙に勢揃いなので完結かと思いましたが、そうではなかったです。最近は学校の水泳の授業でもラッシュガードは当たり前になってきているそうで、アキオ君のように水着回に期待するのは時代に合わなくなってきているのかもしれません。中身は相変わらず夏から冬までのみまくりです。
魔法科高校の劣等生 師族会議編 (5)
漫画:竹田羽角(キャラデザ:石田可奈)
原作:佐島勤
出版:スクウェア・エニックス
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クリムゾン・プリンスこと一条将輝が第一高校にやって来て、テロ首謀者の捜索に協力しつつ、同時に校内で深雪にアプローチです。その状況をほのかが都合良く利用するためにアシストもしてます。達哉は結局は十文字にも七草にも伝えずに、四葉家の独断専行で国防軍の裏切り者達を粛正するつもりのようです。
6/30発売
ヴィクトリア・ウィナー・オーストウェン王妃は世界で一番偉そうである (3)
漫画:新城一
原作:海月崎まつり
出版:講談社
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さすが王妃様!というシーンはあって楽しいのですが、ギャグマンガなので、あまり登場人物を増やして構成を複雑にしない方が分かり易いですかね。
チ。―地球の運動について― (8)
漫画:魚豊
出版:小学館
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完結です。最終的に作者がやりたいことがこれだったのかは分かりません。個人的な評価としては終わってみれば作品としてちょっと微妙になってしまったかなと思います。思想弾圧と真理の探究における哲学を表現したかったのかなとは想像しますが、最初は研究で得られた真理の価値と弾圧の戦いを描いていたので面白かったものの、展開もだんだん駆け足になって、関係者が登場したら直ぐ殺されてを繰り返し、最後には弾圧の責任をノヴァクだけに押しつけたので、話のスケール全体が小さくなってしまったかなと思います。